「ふざけんじゃねぇ!!
お前の今までの頑張りがいつ無駄になった!?
お前の頑張りはいつだって、お前自身を支えてきたじゃねぇか!!
ずっと、サッカーが大好きで、いつもめっちゃ輝いてたやつがなんだよ!!
サッカーやらなきゃよかっただと!?
ふざけんな、ふざけんじゃねぇよ!!」
ぐれん君の言葉はきっと今までの二人の絆が作り出したもの。
きっと、いつも二人が頑張ってきたことの証。
ぐれん君は悔しそうに拳を握って、
何かを我慢するようにうつむきながら、
「俺は、お前がフィールドで自由にプレーして、輝いてるとこ、すげぇ好きだったし、
何よりも、ずっと…憧れだった…」
そういって、ぐれん君は病室を出て行ってしまった…。


