バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






「真崎君、裏の方に行くの?」




「うん。校庭だと大変だから。」





と言うことで、校舎裏のサッカーコートに向かってる。

制服のまんまでね。



夏鈴も来たがってたけど、バイトと被って行けないみたいで凄く残念がってた。




ただ…




校内でも有名な真崎君と校内を歩くのは他の女の子の視線が怖くて怖くて…


とてつもなく恐ろしかったです…。



「よしついた。」




「何するの?」




「うーん…何しようか。

制服だしな………リフティングとかにしよう。」





そう言って真崎君は手に持っていたポールを地面に置くと、足にのせリフティングを始めた。




足の甲だけだったのが、頭や肩、ひざ…とかに移動したり、その他いろんな技を見せてくれた。