バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ





「真崎様の、どうぞこちらです。」



案内された部屋は一人部屋で、広い広い部屋の真ん中のベットで、ひすい君は寝ていた。



「あの…事故って、どうゆうことですか?」


「車にはねられたそうです。しかし歩行者用の信号は青だったそうなので相手側の信号無視ですね。命に別状はないようです。


しかし、足の骨折が非常に目立ちますね。」


「そんな…」



サッカーをやってるひすい君にとって、足は凄く大切なのに…。



「いつ、治るんですか?」


「2か月…いえ、3か月くらいですかね。
走るにはもっとかかるかも…」


…嘘、でしょ…

卒業するまで、いや、卒業してもサッカーはできないってこと??

あんなに楽しそうに、嬉しそうにサッカーやってたのに…