バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






「そうですけど…ひ、真崎君に何かあったんですか?」


「実は、真崎さんが事故にあいました。」


「え…??」


一瞬時間が止まったような気がした。


…ひすい君が事故??
どうして…??


「〇〇病院に急いできてください。お待ちしております。」


ピーーーと言う通話の終わった後、すぐに私は走り出した。

ついていけない頭で、一生懸命走った。



体育館を飛び出して、言われた病院に走る。


そこの病院は近くて、10分くらいでついた。



急いでフロントに駆け寄って、


「すみません、真崎ひすいの知り合いですが…真崎君は??」


できるだけ平静を装った。