「そうですけど…ひ、真崎君に何かあったんですか?」
「実は、真崎さんが事故にあいました。」
「え…??」
一瞬時間が止まったような気がした。
…ひすい君が事故??
どうして…??
「〇〇病院に急いできてください。お待ちしております。」
ピーーーと言う通話の終わった後、すぐに私は走り出した。
ついていけない頭で、一生懸命走った。
体育館を飛び出して、言われた病院に走る。
そこの病院は近くて、10分くらいでついた。
急いでフロントに駆け寄って、
「すみません、真崎ひすいの知り合いですが…真崎君は??」
できるだけ平静を装った。


