「なめんじゃねぇよ、1年!!」 けど、そのボールが宙を舞う前に、ぐれん君がそのボールを叩き落とす。 -----ワアァアアアアア!!! 会場もそれに歓声を上げる。 190以上あるぐれん君が、170しかない彼のボールに届かないはずがないんだ。 「あれはもう、ぐれんの執念だよね。」 「そうだね。」 きっと、苗字が似てることも嫌だったんだろうな… 苦笑いしながら笑うひすい君だったけど、でも、どこか少し嬉しそうだった。