いや、まさかな。


「ぐれんがそう言うのなら構わないけど…

俺は確かにざくろが好きかもな。


まぁ明日は頑張れ。」




それだけ言って、ひすいは俺の部屋を出ていった。


ほんと何がしたいのか。


俺に自分の気持ちを自覚させるため?

いや、本当にざくろが好きならそんなことしないはず…

けど、あいつが嘘をついてるとも思えねぇ。



ほんと、何がしたいんだか、俺にはさっぱりだな。






          ぐれんSIDE-END