バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ





「何?」


「今週の日曜オフなんだけど…ざくろ暇?」


「うんまぁ、予定はないかな。」


なんで日曜?

しかも、ぐれん君部活ないのに、なんだろう?

いろいろと疑問が浮かんだものの、ぐれん君は

「じゃあそのまま開けとけ。」


とだけ言って、また机に突っ伏した。



…変なぐれん君。


心の中で呟いて、私は1時間目の授業の準備を始めた。