「何?」 「今週の日曜オフなんだけど…ざくろ暇?」 「うんまぁ、予定はないかな。」 なんで日曜? しかも、ぐれん君部活ないのに、なんだろう? いろいろと疑問が浮かんだものの、ぐれん君は 「じゃあそのまま開けとけ。」 とだけ言って、また机に突っ伏した。 …変なぐれん君。 心の中で呟いて、私は1時間目の授業の準備を始めた。