「おい、ひすい止めろよ。」


そしてまた、勢いよく起き上がるぐれん君。


「ぐれん君何があったの？」

「教えて」


夏鈴と二人で頼んでみる。
ひすい君も「教えてあげたら？」って言ってくれて、ぐれん君は嫌そうに口を開いた。



「朝練ん時に、昨日の女子ってだれっすか、とか後輩に聞かれまくって、適当に流してたら、


疾風が、彼女じゃないの、とか言うから、それが炎上して朝練が全然できなかったんだよ…。
」


要は、朝練ができなくてご機嫌ナナメなのね。

一人、納得する私。



けど…