「おはよー」

「はよ…」


隣からガタッと言う音がする。


「ぐれん君、ひすい君おはよう。」


噂をすればなんとやら、って本当だね。
朝練終わりのひすい君とぐれん君が席に座る。


「あ゙ぁー!」

「!?」

「芝宮君どうしたの?」


ドカッと音がしそうなくらい、大きな音をたてて座ると、ぐれん君は勢いよく机に突っ伏した。



「うーん、まぁいろいろあったみたい。」



ひすい君は事情を知ってるのか、笑いながらぐれん君の頭をポンポンと叩いてる。