----------------- 「今日も疲れたー!」 「お疲れ様。」 帰り道を一緒に歩く。 ぐれん君と帰るのは初めてじゃない… けど、なんか慣れないから変な感じがする。 そーいえば、ふと思ったことがあったのを思い出す。 この機会に聞いておこう。 「ねぇぐれん君。最後のアレ、最初からの予定だったの?」 さっきの練習の最後、ぐれん君のチームはパスを戻し、誰のマークもなかったぐれん君がスリーラインからスリーを放った。 あんなこと、普通しないと思うけど… だからこそ衝撃的だった。