バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ





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「今日も疲れたー!」


「お疲れ様。」


帰り道を一緒に歩く。

ぐれん君と帰るのは初めてじゃない…


けど、なんか慣れないから変な感じがする。


そーいえば、ふと思ったことがあったのを思い出す。

この機会に聞いておこう。


「ねぇぐれん君。最後のアレ、最初からの予定だったの?」



さっきの練習の最後、ぐれん君のチームはパスを戻し、誰のマークもなかったぐれん君がスリーラインからスリーを放った。



あんなこと、普通しないと思うけど…


だからこそ衝撃的だった。