「きれい...」 初めて会った日のことを思い出す。 “形崩れたな。自分でも分かってるなんて優秀優秀” ぐれん君は、あんな簡単そうにあんな綺麗にスリーの入る人なんだ。 「ぐれん君は凄いな。」 努力と才能。 ぐれん君は両方ともあるような気がした。 それでまた、ぐれん君に惹かれ始めてる自分がいることに気がついて そして、知らないフリをした。