バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






「なんで、って邪魔したら悪いなって思ったから。」


みんな集中してるのに、そんな中に入ったら集中途切れちゃうだろうし。


申し訳ないもん。


「はぁ…。俺が誘ったんだから普通に入ってくればいいものを。」



そんなこと言われても…
できないものはできないし、仕方がない。


ぐれん君は近くの水道場で、顔に直接水をかけると

私の腕をつかんで「行くぞ」って言って体育館の扉を開けた。