バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






──────ガラッ


「きゃっ!?


急に後ろのドアが開く。

…って体育館の前だから当たり前か。


「ざくろ、いつからいた?」


「え?」


聞き覚えのある声に振り向くと、タオルで汗を拭いてるぐれん君がいた。


急に開いたドアはぐれん君だったのか。



「だ・か・ら、いつからここいた?」


「うーん、30分くらい前?」


「なんで入って来なかったんだよ!?」


何故か怒られる私。