「ざーくろっ!」 「きゃっ!?..って夏鈴!驚かせないでよ。」 「だって、やっと3年よ? クラス楽しみじゃない。」 去年の春と同じようなやりとりをしてから、 去年と同じようにクラス表を見に行く。 そう、いつの間にか3年生を向かえた。 ひすい君やぐれん君にあってから、もう一年がたつ。 もっと長く一緒にいるような気がするのは、 きっと去年1年間の思い出が多いからかな…。 それに気がつけば卒業式までも1年か… 早いな…。