1分もしないうちにガラッと何気なく開いたドア。 入ってきたひすい君に制服を渡される。 けど、相変わらずひすい君の顔は冴えない。 「あの、着替えるので出ていって貰えると…」 嬉しいんですが。 言い終わる前にひすい君は教室を出てってしまった。 ─── 「お待たせしました…」 空き教室からでるとひすい君は壁に寄りかかってた。 なんとなく声をかけにくいオーラを放ってるけど、一応…