バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ




「ため息つかないで、さっさと着替えるわよ。」


ガラガラと勢いよくドアを開けながら夏鈴は言った。

夏鈴は着替えないのに…

なんて文句を言う暇もないくらいすぐ制服を脱がされた。



───そして5分後...



「はい、OK。さすがざくろ、似合ってるわよ。」


「嘘だぁ〜」


私に似合ってるわけない。

けど教室に戻らなきゃいけないわけで…

恥ずかしいけど、仕方ないよね。


開き教室から教室に向かい


────ガラガラ



と意を決して教室のドアを開けた。