バスケとサッカー、そして誰よりも輝く君たちへ






「…いい人そうで良かった。」




「そーだね、若い男の先生だし。」




「え?」




急に隣から入ってきた言葉に驚いて声が裏返ってしまった。

恥ずかしい…。



って言うかさっきのやつ、私声出してた?


あぁ〜もう!



「あー…ごめんね、初めまして。

真崎ひすい(しんあざきひすい)です。


よろしくね。」




「あ、はい…。鈴島ざくろです。

よろしくお願いします。」




隣の席の真崎君。


サラサラそうな茶色い髪。

通ってる鼻筋。

長い睫毛に、大きい目。


整っててかっこいい……


綺麗…っ言うの……?



きっとモテるんだろうな。