☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「あ~悪ぃ。困らせて。余裕ねーな俺」



突然謝って頭をかく真哉。



余裕が無いって事自分でも気づいた?



前の真哉だったらきっと愛斗とデートするって聞いても「楽しんで来いよ~」程度にしか言って来なかったと思う。



それなのに今は愛斗に対しての敵対心が剥き出し・・・。



真哉らしくないよ?



何に対しても余裕で自信のある真哉なのに。



真哉はしばらく恥ずかしそうにしていたけれど、またまっすぐと私を見つめると口を開いた。



「・・・ダメか?」



ダメって・・・あさっての事?



もちろん予定は無いけれど・・・



二人の男と二日連続でデートなんて



なんだか自分が遊び人みたいに思えて来る。



でも他に断る立派な理由も見つからないし、何より真哉の切なそうな目を見ると断る事なんて・・・できないよ。



そう思った私は



コクン



そう小さく頷いた。