☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「柚月」



愛斗に呼ばれてハッとする。



「真哉の言う通り、俺は初めて人を好きになった。好きって感情がどういうものなのか柚月が教えてくれた。本当に心から柚月が好きだと言える。柚月も同じ気持ちでいてくれた事がすごく嬉しいよ。幸せすぎてどうにかなってしまいそうだ」



愛斗が突然愛の言葉をくれた。



唐突過ぎで嬉しさよりも困惑してしまう。



今、どうしてそれを・・・?



「真哉は?」



私が言葉に詰まっていると愛斗が真哉に視線を移した。



チラリと真哉が私を見る。



そして体勢を整えてまっすぐな瞳でこう言った。



「俺も柚月が好きだ。すげぇ好きだ。もう遠慮なんかしねぇ」



真哉も愛の言葉を私に向ける。



二人の男が同時に、真剣に告白をしてくれている。



あまりにも非現実的でまるで傍観者な気分になる。



自分の事だと思えない。



こんな魅力ある二人からこんな事言われる訳が無い。



この期に及んで私の頭はそんな風に考えていた。