☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「そんで一人部室で待ってる桜井くんの元に柚月が須堂くんの代わりに行くんだよ」



「・・・なんか青春マンガみたい」



「真面目に聞きなさい!こっちは真剣なのっ!」



軽く頭を叩かれゴメンと笑って見せた。



「そっから後は柚月次第かな」



「え!?作戦そこまで!?」



「何弱弱しい事言ってのアホ!お互い気持ち確認して付き合うだけなんだから!」



そんな・・・簡単に言うけどさぁ。



これってまるで私から告白するみたいじゃんか。



今更呼び出して気持ち伝えるなんて・・・マジで恥ずかしい。



ああ、こんなんだったら告られた時にソッコー返事しておくんだった。



だって愛斗からの告白からもう3ヵ月くらいは経ってるよ?



それから文化祭のあれ以外何もアクション起こして来てないから本当に今でもまだ私の事好きで居てくれてるかなんて自信ないし・・・。



もし「ごめん。今はもう好きじゃないんだ」って言われたら・・・。



ヤバイ・・・なんかどんどん自信なくなって来た。



「いい?今日の放課後だからね?」



私が悩んでいるのをよそにクミが指を指して確認を取った。



ここで不安だからやっぱり無理って言ったらクミに怒られる事間違いないな。



断られるのも不安だし、他の子好きになられるのも不安。



同じ不安なら気持ち伝えた方がいいよね?



今日と決めたら今日。



心の準備が全然できてないけど



今日を逃したらまたズルズルと気持ち伝えられずに過ごさなきゃいけなくなるかもしれないもんね。



私は意を決したように真剣な表情で首を縦に振った。