☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「あ!?そんな事あんたに関係ねーだろーがよ!」



私の心配をよそに真哉は変わらず先輩に噛み付く。



「ふぅん。好きなんだろ?柚月の事」



「関係ねーっつってんだろッッッ!!」



真哉が先輩の胸ぐらを掴んだ。



「あッッ!」



私は小さく叫んで愛斗の胸に顔を埋めた。



愛斗は私を抱きしめると静かに口を開いた。



「先輩、柚月とヨリ戻したいならまず謝るべきですよね?柚月が今までどんなに傷ついたか、苦しんだか知らないですよね?想像もした事ないですよね?勝手な事言う前に少しは柚月の気持ち考えて行動して下さい!」



愛斗の冷たく言い放った言葉に対して、真哉は胸ぐらを掴んでいた怒りで震えている手を放し、睨みつけた。



「・・・くだらねぇ。そんな女おめぇら二人にくれてやるよ」



そう言い捨てると思い切り壁を蹴飛ばし、その場から離れて行った。



ものすごい大きな音に私の心臓は飛び跳ね、さらに体を縮めた。



足はガクガクと震えてる。