☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「ちょっと待てよ」



どこからか急に男の人の声がした。



先輩も私も驚いて顔を上げた。



そして視界には真哉と愛斗が映った。



「愛・・斗・・・・真哉・・・・」



「あんたさっきから聞いてれば何調子いい事言ってんだよ」



真哉が先輩に向かって怒りをぶつけ始めた。



「あ?なんだてめぇ」



先輩が立ち上がって二人の視線がぶつかった。



私が止めようと立ち上がると、愛斗が肩をつかんで「いいから」と呟く。



「あんたはさぁ、他の女の方がよくなって一方的に柚月をフッたんだろが!それが今になってなんだよッ!少しは柚月の気持ち考えて物事言ってんのかよッ!!どんだけ振り回せば気が済むんだよッ!!」



真哉がものすごい勢いで先輩に食ってかかる。



「真哉やめて・・・!!」



私は必死に叫んだ。



でも一段と愛斗の力が強くなって動けない。



「大丈夫だよ柚月。いざとなったら俺が止めるから。約束したんだ。気が済むようにさせてくれって」



「・・・・・愛斗・・・・・・」



私はもう涙が溢れ出してきた。



まさかこんな事になるなんて・・・!