☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「柚月、俺とまた付き合って!」



私の手を取って握り締めながらそうハッキリと言って来た。



「・・・は?」



先輩は屈託の無い笑顔を見せてきている。



付き合うって・・・



あんな事しておいて?



「なんか俺やっぱ柚月が一番だ」



ぎゅっと強く手を握り締めると手の甲に軽くキスをしてきた。



その行動に一瞬心奪われる。



私の中に先輩との思い出が走馬灯のように流れ始める。



大好きだった先輩。



ずっと忘れられなかった先輩。



この顔も、声も、体温も、香りも



全てが大好きでいつまでも消えなかった。



次の恋に踏み出せない程。



大好きで大好きで苦しかった。



苦しかったんだよ先輩。



私、つらかったんだよ?



先輩のせいで・・・先輩のせいで



なのに先輩は・・・・・