「つか愛斗って彼女いないの?」
私はありきたりな質問をしてみた。
「あー、コイツにその手の話してもつまんねぇぞ」
真哉はニヒヒっと不適な笑いをしてみせた。
私が「?」顔をしていると
ちょっとためらったように愛斗が話出した。
「ん~・・・・なんか俺自慢じゃないけど中学の頃から何回か告白された事あるんだけどね、人を好きになった事ないんだ」
!?
なんて天然記念物!!
高2にもなって人を好きになった事ないとか言ってありえないんだけど!!
「え!?マジなの!?」
あまりに信じられなくて私は真哉に真相を確かめてみた。
「マジ。大マジ」
「えー・・・うっそぉ~」
「だからコイツ告白されんの嫌がってんだよ」
「うん。俺は人を好きになった事無いからよく分かんないんだけど、断られた女の子はきっとスゴク辛いんだろうなって思うと、断るのがイヤになるんだ」
「かと言って来る者拒まずにもいかないだろ?」
真哉がすかさずツっ込む。
「そうだけど・・・。だから正直告白されたくないんだよね・・・」
「うわぁ~っ!それモテない男が聞いたら殺されるよ!!」
私は思いっきりドン引きをした。
「贅沢な悩みだってのは分かる。他人に好意もたれてるのはすごく嬉しい。けど辛いんだよね」
そう言うと愛斗は困ったように笑ってみせた。
私はありきたりな質問をしてみた。
「あー、コイツにその手の話してもつまんねぇぞ」
真哉はニヒヒっと不適な笑いをしてみせた。
私が「?」顔をしていると
ちょっとためらったように愛斗が話出した。
「ん~・・・・なんか俺自慢じゃないけど中学の頃から何回か告白された事あるんだけどね、人を好きになった事ないんだ」
!?
なんて天然記念物!!
高2にもなって人を好きになった事ないとか言ってありえないんだけど!!
「え!?マジなの!?」
あまりに信じられなくて私は真哉に真相を確かめてみた。
「マジ。大マジ」
「えー・・・うっそぉ~」
「だからコイツ告白されんの嫌がってんだよ」
「うん。俺は人を好きになった事無いからよく分かんないんだけど、断られた女の子はきっとスゴク辛いんだろうなって思うと、断るのがイヤになるんだ」
「かと言って来る者拒まずにもいかないだろ?」
真哉がすかさずツっ込む。
「そうだけど・・・。だから正直告白されたくないんだよね・・・」
「うわぁ~っ!それモテない男が聞いたら殺されるよ!!」
私は思いっきりドン引きをした。
「贅沢な悩みだってのは分かる。他人に好意もたれてるのはすごく嬉しい。けど辛いんだよね」
そう言うと愛斗は困ったように笑ってみせた。
