☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

反対にクミはまだ「可能性」がある分キラキラと輝いている。



でもその可能性を一度手にしたのに不可能にしちゃった私はどうすればいい?



先輩の笑顔も声も温もりも



こんなにまだハッキリ覚えてるのに



どうして傍にいないのかな?



そんな事を考えていると



目頭が熱くなり、じんわりと涙が瞳を潤した。



「柚月?」



クミの言葉にハッとする。



「あ、ゴメン!ボーっとしてたよ。あっ!!いつの間にかアイスが手に垂れてるし」



溶けてスプーンからはみ出した薄ピンク色をした液体が手に付いていた。



それを笑いながらティッシュで拭く。



「本当に大丈夫なの??」



さっきとは違って心配そうというよりは不思議そうな顔をしているクミ。