☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「えっと・・・えっと・・・本当は全部・・・って言いたいんだけど・・・」



うんうん、と身を乗り出して私の次の言葉を待つ。



「優しい・・・所かな?あとは自然に人に囲まれていつも自信があって強い所」



そう言いながら私の頭の中に大好きだった人の笑顔が鮮明に映し出される。



リュウキ先輩は私にない所をたくさん持ってて



人としても尊敬してたし、異性としても魅力的だった。



本当



悪い所なんて見当たらなかったよ・・・



だって全てが大好きなんだもん。



「そっかぁ・・・でもあれだけ完璧な人から惚れられた柚月はやっぱりスゴイね!」



そう言いながら体勢を変えて座り直し、一口アイスをほお張る。



「でも私なんかより他の人がよかったんだよね・・・」



「違うって!柚月の本当の魅力に気づかなかったリュウキ先輩の方が悪いんだって!!!!」



クミがスプーンで私を指しながら力説した。