☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「....ねー柚月、知ってる?」



真哉が席に戻った後、一人がそっと耳打ちをしてきた。



「須堂くん相当悪いらしいよ!」



それを聞いた私は思わず吹き出しそうになった。



見た目だけで真哉の根も葉もない噂が飛んでるの知ってたから。



「へ、へぇ~」



「やっぱ知らないんだ?てか須堂くんかなりの女好きらしいよ!」



その話に他の二人も興味津々に耳を傾けている。



私はそれ以上聞きたくなくて話を止めた。



「いやそれはないね。真哉はああ見えて真面目だし」



「えー?ホントー?」



「柚月仲いいから心配してたんだよね。騙されてるんじゃないの?って」



「ねー」



みんなが私の言葉に少し見下すように反論してくる。



私はなんだか気分が悪くなってきた。