☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

「柚月??」



私が考え込んでいると急に頭の上でいつもの優しい声がした。



「愛斗!!」



「来るの早いね~!!」



まさかもう来るとは思わなかったから心底ビックリした。



でも一番驚いたのは愛斗の浴衣姿のカッコよさだった。



まるでおとぎ話の世界から抜け出してきたような王子様に見える。



そんな愛斗は予想通り紺色の浴衣を着ている。



周りの男に比べて郡を抜いてカッコよかった。



「似合うかな?柚月は可愛いね」



ちょっとテレたように笑う愛斗の笑顔に胸を強く打たれた。



「.....カッコイイ」



私は素直にポロっと感想を漏らしてしまった。



「ありがと」



さっきとは違ったテレ笑いをする愛斗がすごく可愛く見えた。



「あ、い、行こうか」



そう言うと愛斗は自然に右手を差し出して来た。