ヤバっっ!



そんな事考えてる場合じゃない!



早く学校に行かなきゃっ!



「柚月!ご飯は!?」



「いらなーい!行ってきまぁーす!」



お母さんと毎朝お決まりの会話を交わして



どんより曇った空の下を早足で歩く。



雨降ってないだけマシだなぁ。



あ~あ



今日も一日が始まるよ。



重たい気分と共に電車に乗り込んだ。