☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

またこういう事を平気で言って来るよこの男は!



私は焦って周りを見渡してクミが聞いてないか確かめた。



そんな誤解されるようなセリフ所構わず言わないでよ。



真哉をギロっと睨むとそばを離れた。



作業が完了してからみんなで海に入って、浮き輪やビーチボールを使って騒ぎまくった。



クミがだんだん化粧が落ちてきて
その顔を見て真哉が爆笑したり



太陽くんが浮き輪に乗っているのをみんなでひっくり返したり



とにかく楽しくてずっと笑っていた。



一通り遊んで遊び疲れた私はいったん一人で浜辺に上がってパラソルの下に座って休憩をした。



海の中では他のみんなが楽しそうに遊んでいる。



そんな微笑ましい景色を前に一人になった瞬間に思い出してしまった。



・・・・・そういえばリュウキ先輩とよくこの海岸に来てたな。



付き合っている間私達は何かと昼も夜も海に行って遊んだり語ったりくっついたりしてたな。



そんな思い出が詰まっている海岸に今はこうして一人で座っているなんて



なんだか少し切なくなってきた。



そしてしばらく膝を丸めて顔をうずめながら海の音と人の楽しそうな声を聞いていた。