・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
ついに教室のドアの前まで来てしまった。
意を決したつもりだけど、実際教室のドアを見てしまったら怖気づいてしまった。
入っても目を合わせなきゃいい話。
だけど真哉と私は前後の席。
逸らす方が難しい。
ドアの前で私が固まっていると
「ゆーづきっ!」
背中を急にドンっと押されてビックリして振り返るとクミとミウが居た。
「なぁにしてんのこんな所で!」
二人は笑いながら私を見る。
「どしたの?入ろうよ?」
不思議そうにするクミを見て私はヤバイと思った。
入らない→入りづらい理由がある→その理由はこの前の事が関係している→相手は真哉→真哉と何かあった
と、連想されてしまうんじゃないかと思って
「あ・・・いや、教室入る前にトイレ行って来ようか悩んでて」
と、咄嗟に嘘をついてしまった。
「あ、私も行って来ようかなぁ?」
その嘘がちょっと裏目に出てなぜかクミと二人でトイレに行く事になってしまった。
クミとも気まずいのにー!
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ついに教室のドアの前まで来てしまった。
意を決したつもりだけど、実際教室のドアを見てしまったら怖気づいてしまった。
入っても目を合わせなきゃいい話。
だけど真哉と私は前後の席。
逸らす方が難しい。
ドアの前で私が固まっていると
「ゆーづきっ!」
背中を急にドンっと押されてビックリして振り返るとクミとミウが居た。
「なぁにしてんのこんな所で!」
二人は笑いながら私を見る。
「どしたの?入ろうよ?」
不思議そうにするクミを見て私はヤバイと思った。
入らない→入りづらい理由がある→その理由はこの前の事が関係している→相手は真哉→真哉と何かあった
と、連想されてしまうんじゃないかと思って
「あ・・・いや、教室入る前にトイレ行って来ようか悩んでて」
と、咄嗟に嘘をついてしまった。
「あ、私も行って来ようかなぁ?」
その嘘がちょっと裏目に出てなぜかクミと二人でトイレに行く事になってしまった。
クミとも気まずいのにー!
