☆ダブル☆ラブ☆ゲーム

それ以上思い出さないように



窓の外を見ながら机に伏せた。



視界にはどんよりと鉛色をした空と相変わらず降り続けている雨が映る。



たまに教室のカーテンを揺らすジメったい風が私の頬を撫でた。




あーあ・・・・



なんか楽しい事ないかなぁ...。



早く夏来てよ。



私はそのまま生物の先生の独特の口調を子守唄にして



気がついたら気持ちよく眠りについていた・・・。