大好き!

次の日から、私は田原くんを避けるようになった。
電車は早起きして一本早いのに乗るようになり、バイトは田原くんが来る前に早めに帰らせてもらうようになった。


…田原くんと一緒にいると、もしかしたら田原くんも自分と同じ気持ちなんじゃないかって勘違いしそうで怖かった。

なにより、ボロが出そうで怖かった。この気持ちがバレて、嫌われたりするんじゃないかって…。

ううん、田原くんは優しいから、きっと私を嫌いはしない。きっと今まで通り接してくれるだろう。でもそれは私にとってはつらい。


だから、避けた。
自分の気持ちに、諦めをつけるためにも…。