大好き!

いつも電車で見かける、あの女の子。

その子が今は俺の歌を聞いている。
集中できなくなりそうで、すぐにぱっと目を逸らした。


エンディングの歌を歌いながら、チラチラとあの子を見たけど、どこか他の場所を見ていた。


どこを見ているんだろう。
…俺を、見て欲しい。




ステージが終わり、客の見送りの歌ためロビーに出る。


…あの子と、話がしたい…


キョロキョロと辺りを見回していると、それらしき女の子が居るのが見えた。


しかし、近づこうとした瞬間。
俺の元へ沢山の女が集まってきた。