大好き!

「…大丈夫?立てるか?」

「たはら、くん…、ありがとう…!」


田原くんの手を取って、立ち上がる。
少し落ち着いてきたところで田原くんが優しい声で問いかけてきた。



「どうして、こんな遅くに優衣ちゃんがこんな所に?」

「あ…バイトで、この近くまで来てて…。遅くなったから、近道しようと思ってこの路地に…。」


「…あいつに、何された?」

「…べ、別にたいしたことじゃないの!腕を掴まれて、…ちょっとお尻、触られただけで…。」