大好き!

「…優衣、ちゃん…?」


はっとして振り向くと、暗くてよく見えないけど、声から確かにそこに田原くんがいることが分かった。


「てめえ!何やってんだよ!!」


田原くんのその声でおじさんはタジタジとうろたえた。


「お、俺は何も…。ゆ、許してくれッ!!」


ダッと走って逃げていったおじさん。

そして力の抜けた私は、その場に座り込んでしまった。