清「まったく。 9時半には来いと行ったでしょう」 峰寺先輩は腕を組み、 眼鏡の奥から龍を 睨んでいるようだ。 龍「だから悪かったって! それに【響】だってきてないじゃん!」 龍は部屋を軽く見回した。 (響…? まだいるんですか〜) ハァ…と小さなため息をこぼす。 清「響は時間通りにくるはずないんです、 それにしてもどこで 道草くってるんでしょうね」