キイー―… ドアが開く音がした。 「清武ー」 (え?この声って…) 声のする方を見る。 『あっ! 昨日のっ!!』 その人物は龍だった。 「よう、姫華」 手をヒラヒラと振り、 眠たそうに私を見る。 「昨日はサンキューな」 いたずらな瞳で私を見る。 『サンキューって…? …!!ッ///』 思い出した。 昨日のキスを。