チッチッチ…― 圭が着てから、まだ そんなに時間は経っていないはずだが この部屋はもう何時間も 経っているように感じる。 峰寺先輩は時計をチラチラと 気にしている様子。 雪はまだ口がヘの字になっている。 圭はサイドの髪をくるくると いじっている。 『ふぅー―… みんなに聞こえないように そっと息をつく。 (あと二人… まだかなぁ)