雪「僕は白羅雪(ハクラユキ)
ひめとおんなじ高1だよ」
雪くんはテーブルにひじをつき
両手で頬をのっけるようにしながら言った。
最後に可愛い笑顔も忘れないで。
『あっ…はじめまして
花園姫華といいます、
雪くんは1年生なんですね!
安心しましたー』
「うん、よろしくぅ
雪って呼んでくれていいからねぇ
あのさぁ…ひめって無自覚ー?
襲われちゃうよぉ」
雪くんが急に真剣な顔になる。
『じゃあ、雪って呼ばせてもらうね
あの…無自覚ってなにがですか?』
「んー…
ま、いっか!だぃじょぶだよ
それにしても清ちゃーん
なんで僕ら呼び出しなのー?」
雪は峰寺先輩の方を振り返った。


