THE★イケメン男子校inPRINCESS



「くれぐれも……








襲わないように…」




その言葉と同時に
彼がギロリと会場を睨んだ。




…シーン。





(怖っ…
って!襲うってなによ!襲うって!)






1人動揺していると
優しい声で名前を呼ばれた。






「花園さん、
このあとお話があるのでこちらへ」





さっきの睨みと
かけ離れた微笑みだった。



『あ、はい!』




私は彼に続いて
まだ叫び声が響いている講堂を後にした。