「ギリギリじゃないか! ほれ、行くぞ!」 がっはっはと笑いながら 私の腕を掴み、職員室を出て どこかへむかった。 『えっ!?どこいくんですかっ?』 聞いている間にも 廊下の景色はどんどん変わっていく。 「講堂じゃ講堂〜! みんな待っとるぞ!」 (え?みんな?) 『みんなってだれで… バンッッ!! と言いかけたところで ドアを開ける音にふさがれた。 『なに…?まぶし…』