『あっ…これかな?』 絵画と絵画の間に紛れて ドアノブのようなものがくっついている。 また、よくよく見れば ドアの形に壁が出っぱっている。 トントンッ ノックしてみた。 応答はなかった。 (いないのかなぁ?) ドアノブに手を添え、まわしてみると カチャリ。とドアが開いた。 『あのースミマセ…』 ドアから少し顔を 覗かせてみるとこれまた 豪華な部屋が目に入った。