『はぁ…』 「あっ! もうこんな時間だ!」 壁に掛かっている銀の時計は7時を過ぎてる。 『寮は校内図が門の辺りにあるから それみてね♪ 今日はご飯部屋に届けるから、 他の生徒はみんな食堂にいると思うから 会わないと思うよ♪』 「はーい…」 「ロビーに事務室みたいな 部屋があって、 そこに高校三年生の寮長さんが いるから挨拶して部屋に 案内してもらってね♪」 『うん、 分かった。じゃあ私行くね』 そう言って私は寮に向かった。