「さ♪はやく説明して 入寮してもらわないと! 明日から姫華学校行ってもらうからね」 『えぇっ!明日!? 急じゃないっ』 満クンは分厚いファイルを ガサガサとあさっている。 「こっちもいろいろと あるんだよ〜」 満クンはお目当ての 資料を見つけたのかドスンッと 椅子に座り直す。 『だけどぉ〜』 ぶつぶつ言っている 私を無視して満クンは話し始めた。