その衝撃たるや、三次が飲みかけの炭酸飲料をやって来たマーティンとアーリオの顔に吹きかけてしまう程だった。
「メールヘタ? オレ? 」
マーティンが乗り移った様に、カタカナ発音になる晴斗。
「あのさ、初めてなら初めてって打ち方があるだろ」
「あー、なるほどぉー。親しき仲にも礼儀アリってヤツね」
虹太が深くうなづき、三次は変な顔をした。
彼に向かってそんな事を言う女は1人も居ないし、親友に対して何というものの言い方をするのだろうと思ったからだ。
しかしお構いなしに陽生はダメ出しをする。
「いきなり『ちゃん』付けじゃ、引くよ。普通」
「じゃあ、何て書けば良かったの? 」
携帯を取り出し、もの凄いスピードで打ち始める陽生。
「メールヘタ? オレ? 」
マーティンが乗り移った様に、カタカナ発音になる晴斗。
「あのさ、初めてなら初めてって打ち方があるだろ」
「あー、なるほどぉー。親しき仲にも礼儀アリってヤツね」
虹太が深くうなづき、三次は変な顔をした。
彼に向かってそんな事を言う女は1人も居ないし、親友に対して何というものの言い方をするのだろうと思ったからだ。
しかしお構いなしに陽生はダメ出しをする。
「いきなり『ちゃん』付けじゃ、引くよ。普通」
「じゃあ、何て書けば良かったの? 」
携帯を取り出し、もの凄いスピードで打ち始める陽生。