「お父ちゃん、新聞ですよー」
9歳の長男が運んで来た新聞を、食後のお茶と共に読み始めた三次は派手に吹き出した。
「何だコリャ! 」
「おとうちゃん、きたなーい」
「ちょっと、あんたー」
愛妻があきれ顔で、ちゃぶ台を拭く。
「oh my god! 」
その頃ムーンバックスの席では、マーティンが英字新聞を片手にコーヒーを拭き出していた。
「Mamma Mia! 」
イタリアンレストランの厨房では、エスプレッソを拭き出すアーリオ。
「おい、どういう事よこれ! 」
朝のTVニュースを観ていた虹太は、牛乳を拭き出す。
「作田川賞ねえ……ん? 」
ネットでニュースを確認していた駿府は、ミネラルウォーターを拭き出した。
「うわっ! 陽生と晴斗だ! 」
署へ向かう車の中でワンセグ放送を見ていた早瀬は、紅茶を拭き出す。
6人全員が見たものとは『作田川賞受賞 藤川 都春さん』という見出しと、微笑む陽生と晴斗のツーショットだった。
- 完 -
9歳の長男が運んで来た新聞を、食後のお茶と共に読み始めた三次は派手に吹き出した。
「何だコリャ! 」
「おとうちゃん、きたなーい」
「ちょっと、あんたー」
愛妻があきれ顔で、ちゃぶ台を拭く。
「oh my god! 」
その頃ムーンバックスの席では、マーティンが英字新聞を片手にコーヒーを拭き出していた。
「Mamma Mia! 」
イタリアンレストランの厨房では、エスプレッソを拭き出すアーリオ。
「おい、どういう事よこれ! 」
朝のTVニュースを観ていた虹太は、牛乳を拭き出す。
「作田川賞ねえ……ん? 」
ネットでニュースを確認していた駿府は、ミネラルウォーターを拭き出した。
「うわっ! 陽生と晴斗だ! 」
署へ向かう車の中でワンセグ放送を見ていた早瀬は、紅茶を拭き出す。
6人全員が見たものとは『作田川賞受賞 藤川 都春さん』という見出しと、微笑む陽生と晴斗のツーショットだった。
- 完 -


