パーティー当日、ソウルダイナーは貸切となり、中では三次を始めにブロムに参加しない5人とマサヨ、磨朝が準備を手伝っていた。


「マスター、椅子はどこに置きますか? 」
「窓際にいくつか並べてくれ」
「この飾りを作ったのは誰ー? 治してー、壊しちゃった」
「磨朝ちゃん、困りますよ」


参加しないと言っていた三次が居るのに気付き、晴斗が理由をたずねる。


「三次、お前どうして今日ここに居るんだ? 」
「しょうがねえだろ、お前と虹太じゃアテにならねえし」
「そんな事言って、どうせカノジョが行きたいって騒いだんでしょ? 」


磨朝が言うと、うっと息を飲む三次。


どうやら、図星だったらしい。