決死の突入作戦のお陰で、陽生からの返信を受けた晴斗は複雑な表情をしてソウルダイナーにやって来た。


「what? カオイロblueネー」


マーティンは、まゆげを派手に動かしながらたずねるが、返事は無い。


「今朝の件で怒られたんだろ、ウチの学校は大騒ぎだった」
「ナニシタノー? 」


アーリオの問いかけに、駿府が今朝の事件を説明する。


「Chicken カトオモッタケド、ヤルトキハヤルオトコ」


笑いながら晴斗の肩を叩くマーティンだったが、その手をはねのけると溜め息をつきながら目の前に携帯を放り出す晴斗。


そこには陽生からの返信文が出ていた。


皆が顔を寄せてのぞき込むと……。