三次は、父親が経営している工務店の手伝いをアルバイトにしていた。
将来はそこを継ぐつもりで、西工業高校に入ったのだ。
当然、バイトの時給は並の高校生よりも高いし、打ち上げと称して父親や職人達と共に近所のスナックや風俗店に行く事も珍しくはない。
何度か晴斗も誘われたが、『純愛』を夢見る彼は断り続けている。
「三次って真面目だよね、西高一の不良にしてはさ」
「あいつの場合、不良って言うか、筋の通らない事が嫌いでそうしてるだけだしな」
駿府の言葉を虹太がフォローし、再び話は編入生藤川 陽生に戻った。
「女の子って言われると確かに可愛いよなー、あの子」
「虹太、あの子は俺のモンだ。お前みたいな女が複数居るようなヤツに手は出させないからな! 」
将来はそこを継ぐつもりで、西工業高校に入ったのだ。
当然、バイトの時給は並の高校生よりも高いし、打ち上げと称して父親や職人達と共に近所のスナックや風俗店に行く事も珍しくはない。
何度か晴斗も誘われたが、『純愛』を夢見る彼は断り続けている。
「三次って真面目だよね、西高一の不良にしてはさ」
「あいつの場合、不良って言うか、筋の通らない事が嫌いでそうしてるだけだしな」
駿府の言葉を虹太がフォローし、再び話は編入生藤川 陽生に戻った。
「女の子って言われると確かに可愛いよなー、あの子」
「虹太、あの子は俺のモンだ。お前みたいな女が複数居るようなヤツに手は出させないからな! 」


